SGLT1+SGLT2阻害薬でHbA1cを改善
ファーストインクラス経口薬sotagliflozinの国際第Ⅲ相試験inTandem3
2017年09月19日 06:00
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世界33カ国で登録された1型糖尿病患者を対象にSGLT1とSGLT2の両トランスポーターを阻害するsotagliflozinの安全性および有効性を評価した第Ⅲ相試験inTandem3の結果が第53回欧州糖尿病学会(EASD 2017、9月11~15日、リスボン)で発表された。米・University of ColoradoのSatish K. Garg氏らによると、インスリン療法にsotagliflozin 400mg/日を追加した群では、24週時点で重症低血糖または糖尿病ケトアシドーシス(DKA)を発症せずHbA1c値7.0%未満を達成した患者の割合がプラセボ追加群の約2倍であった。この試験結果はN Engl J Med(2017年9月13日オンライン版)に同時掲載された。(関連記事「ファーストインクラス糖尿病薬で有望な成績」)