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スタチン治療適格基準患者はがん高リスク

【海外短報】

 2017年09月21日 09:10
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 スタチン治療の適格基準を満たす患者はがん発症リスクが高いとのデータが、米国のグループによりJ Clin Oncol2017; 35: 2927-2933)に発表された。

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 がんと心血管疾患には共通する危険因子があり、スタチンによるがん関連死リスク低減効果を示唆するエビデンスもある。同グループは、米国心臓病学会(ACC)と米国心臓協会(AHA)の2013年ガイドラインのスタチン治療適格基準が、がんリスクが高い患者の特定と関係するかどうかを検討した。

 対象はFramingham Heart Studyの第二および第三世代コホートで、登録時にスタチン治療歴とがんの既往がない2,196例(女性55%、平均年齢50.5歳)。心臓CTにより潜在性冠動脈硬化症の有無を評価した。主要評価項目は中央値で10.0年の追跡期間におけるがんの発症、副次評価項目はがん死と非心血管死とした。

 追跡中のがん発症率は11.2%(247例)、非心血管死は58例で、うち39例(1.8%)はがん死だった。全体の37%(812例)が、ACC/AHA 2013ガイドラインのスタチン治療適格基準を満たしていた。

 がん発症率はスタチン非適格群の8.8%(122/1,384例)に対し、適格群では15%(125/812例)と有意に高く、部分分布ハザード比(SDHR)は1.8(95%CI 1.4~2.3、P<0.001)であった。

 がん死は適格群34例(4.2%)、非適格群5例(0.4%)でSDHR 12.1(95%CI 4.7~31、P<0.001)、非心血管死はそれぞれ49例(6.0%)、9例(0.7%)でSDHR 10.1(同5.0~21、P<0.001)だった。

(編集部)

  

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