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世界的な認知症危機に緊急の対策を

9月21日は世界アルツハイマーデー、3秒に1人が認知症を発症

 2017年09月21日 17:00

イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

 世界アルツハイマーデーの今日(9月21日)、国際アルツハイマー病協会(Alzheimer's Disease International;ADI)は「世界中で3秒に1人が認知症を発症しているが、認知症患者のほとんどは診断やサポートを受けていない。世界の認知症危機はますます深刻化しており、来年(2018年)までに1兆ドル規模の疾病になるだろう」と対策の緊急性を強調、各国の政府当局と一般市民に対して意識向上のための取り組みへの支援を呼びかけている。

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2050年に世界の認知症患者は1億3,200万人に

 ADIの予測では、今年新たに発症する認知症患者は1,000万人とされる。現在、世界で約5,000万人が罹患しているが、認知症は治癒しない疾患であるため、有効なリスク軽減策が実施されない場合、罹患者は2050年までに1億3,200万人に達すると予測されている。

各国に独自の対策と実施を求める

 世界保健機関(WHO)は、この世界的に深刻な健康問題を認識し、今年5月に認知症の公衆衛生対応に関する世界行動計画(Global action plan on the public health response to dementia 2017-2025)を採択した。WHOのメンタルヘルスおよび薬物乱用部門ディレクターのShekhar Saxena氏は「この計画はグローバルな対策の包括的な青写真であり、全ての国が行うべき認知症対策(リスク低減、診断、治療およびケア、研究および技術革新、認知症に優しいコミュニティおよび認知症の介護者支援)が含まれる」と述べている。

 ADIのPaola Barbarino最高経営責任者(CEO)は「約190のWHO加盟国・地域中、認知症に関する施策を策定しているのは30カ国に満たない。各国政府はこの深刻で多額の費用を伴う世界的な認知症の流行と闘うために、独自の計画と政策を実施すべく直ちに行動すべき。認知症研究への投資とともに、認知症患者や数十年後に認知症を発症する人々への支援も重要になる」と指摘、「一般市民が認知症の症状や前兆について学ぶことで、診断が遅れる要因にもなる認知症をめぐる偏見や誤解をなくすことにもつながる」と述べている。また、ADIのGlenn Rees議長は「特に低および中所得国で、認知症患者と家族が支援やケアを受けやすくすることが重要である」と指摘している。

坂田真子

  

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