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日本初、全ゲノタイプに有効なC肝治療薬

患者の治療選択肢が拡大

 2017年09月28日 09:55
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 アッヴィは9月27日、全ての主要なゲノタイプ(GT)のC型肝炎ウイルス(HCV)に感染した成人患者に対する1日1回投与の直接作用型抗ウイルス薬(DAA)、グレカプレビル/ピブレンタスビル(G/P、商品名マヴィレット配合錠)が国内で販売承認を取得したと発表した。

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GT1、2は8週、GT3〜6は12週の投与期間

 G/Pは、肝硬変を有さずDAA未治療のGT1、2のHCV感染患者(慢性腎疾患を有する患者を含む)に対する日本で初めてのリバビリン(RBV)フリーの8週間投与の治療選択肢となる経口薬である。また、GT3〜6に感染した患者、代償性肝硬変患者、既存のDAAで治癒しなかった患者など、治療選択肢が限られるC型肝炎患者に対する12週投与の治療選択肢でもある。

 虎の門病院分院(川崎市)分院長の熊田博光氏は「より短期間での治療を可能としたパンジェノタイプ(全てのGTに有効)でRBVフリーの治療薬は、日本におけるC型肝炎治療薬の第一選択肢となる可能性がある」と述べている。

 日本は先進国の中でHCVの感染率が最も高い国の1つで、約200万人が罹患しており、うち97%がGT1およびGT2の感染者である。また、日本はC型肝炎とその合併症が主な原因となり発症する肝がんの罹患率が高い。治療選択肢が限られていた治療難易度の高いC型肝炎患者の治療が可能になれば、疾患進行による患者の個人的および社会的負担の軽減にもつながると期待される。

 なお、G/Pは既に欧州医薬品庁(EMA)および米食品医薬品局(FDA)の販売承認を取得している。

(慶野 永)

  

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