職域がん検診にも精度管理の視点が必要!
2017年10月04日 06:00
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がん検診受診者の4~7割が利用しているとされる職域検診では、精度管理がほとんど行われておらず、厚生労働省はその対策の一環として「職域におけるがん検診ガイドライン」(GL)の策定を進めている。こころとからだの元氣プラザ(東京都)婦人科診療部長の小田瑞惠氏は第58回日本人間ドック学会(8月24~25日)で、職域の子宮頸がん検診の現状と将来の展望を説明、「誰ががん検診の精度管理を行うかが課題」と指摘した。私見と断った上で、「検診実施機関がビジネス化のチャンスとして捉え、有償のサービスとして請け負うことも方向の1つ」との見方を示した。