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乳酸菌でピーナツへの長期耐性を維持

【海外短報】

 2017年10月11日 06:00

イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

 ピーナツアレルギーの小児に対する乳酸菌の一種とピーナツ蛋白質を用いた経口免疫療法(PPOIT)により、ピーナツに対する長期耐性が維持されることが示された。オーストラリアのグループが、Lancet Child Adolesc Health2017; 1: 97-105)に発表した。

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 経口免疫療法は食物アレルギーの治療法として注目されているが、長期の効果はよく分かっていない。同グループは以前に、ピーナツアレルギー患児56例を対象に18カ月間のプラセボ対照ランダム化比較試験を実施し、PPOITにより脱感作と持続性耐性が得られたことを報告している。

 今回は、同試験の追跡調査としてピーナツ皮膚プリックテスト、ピーナツ特異的IgEとIgG4の測定、さらに8週間の持続性耐性を評価するための二重盲検プラセボ対照ピーナツ負荷試験を行った。

 56例中48例が追跡調査に登録された。治療中止からの平均追跡期間はPPOIT群、プラセボ群とも4.2年であった。検討の結果、治療中止後もピーナツを継続的に摂取している患者はプラセボ群の24例中1例(4%)に対し、PPOIT群では24例中16例(67%)と有意に多かった〔絶対差63%、P=0.001、治療必要数(NNT)1.6〕。PPOIT群の4例とプラセボ群の6例が治療中止後の意図的または偶発的摂取によるピーナツに対するアレルギー反応を報告したが、アナフィラキシーの発症はなかった。

 PPOIT群はプラセボ群に比べ皮膚プリックテストによる膨疹が小さく、ピーナツ特異的IgG4/IgE比が高かった。8週間の持続性耐性の達成はPPOIT群が12例中7例(58%)、プラセボ群が15例中1例(7%)だった(絶対差52%、P=0.012、NNT 1.9)。

(編集部)

  

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