子宮頸がん検診、日本はもはや完全に後進国!?
HPVワクチンの接種も含めて再考を
2017年10月13日 11:10
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わが国における子宮頸がん検診の受診率は、さまざまな施策が行われているにもかかわらず、30~40%と低く、欧米先進国の水準とはかけ離れていると指摘される。さらに、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンについても、接種後の有害事象をめぐる問題が解決されていない。こうした中、海外では子宮頸がん検診のパラダイムシフトが起こっているという。昭和大学産婦人科学講座教授の松本光司氏が第26回日本婦人科がん検診学会(9月2~3日)で報告し、「HPVワクチン接種を含め、わが国の子宮頸がん予防戦略について再考する時期に来ている」と指摘した(関連記事:「子宮頸がんワクチン『停止世代』の未来は?」)。