片頭痛が労働生産性の低下を招く
米国1,000人規模の調査で判明
2017年10月23日 06:10
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片頭痛は患者自身だけでなくその周囲にも大きな影響を及ぼす。米国の非営利調査機関であるRESEARCH AMERICAが片頭痛の患者および非罹患者計約1,000人を対象に実施した調査では、片頭痛により離職や労働時間の短縮を余儀なくされた労働者が一定数存在することが示された。片頭痛の患者と非罹患者では、疾患や患者に対する意識が一部異なることも明らかにされ、患者が症状とともにさまざまな偏見に苦しんでいる実態が浮き彫りとなった。