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血糖値改善に有効な免疫調節・抗炎症薬とは

【海外短報】

 2017年10月27日 06:20
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イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

 免疫調節と抗炎症作用を有するdiacereinが血糖値の改善に有効な可能性があると、ブラジルのグループがDiabetes Care2017; 40: 1356-1363)に発表した。

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 同グループは、変形性関節症(OA)や関節リウマチの治療に用いられているdiacereinが、2型糖尿病患者の血糖コントロールに有効かどうかを検討するランダム化比較試験を行った。


 対象は、HbA1c値7.5~9.5%の84例。diacerein 100mg/日群に43例、プラセボ群に41例を割り付け、48週間投与した。主要評価項目は、治療期間中の平均HbA1c値の変化の差とした。


 解析の結果、diacerein群はプラセボ群に比べHbA1c値が intention-to-treat(ITT)解析で0.35%(P=0.038)、治療を中断した10例を除くper-protocol(PP)解析で0.41%(P=0.023)の有意な低下を示した。HbA1c値低下のピークは治療24週目(ITT解析:-0.61%、P=0.014、PP解析:-0.78%、P=0.005)で、その後、効果は減弱し、48週目には両群で有意差は認められなかった。


 Diacerein群の65%に下痢が見られ、16%が治療を中断した。diacerein群の7例でインスリンの投与量が減少したのに対し、プラセボ群では10例で増量が必要になった。軽度の低血糖イベント発現率は両群で同程度であった。


 同グループは「diacereinは2型糖尿病の特にOA合併患者で補助的治療になる可能性がある」としている。


(編集部)

  

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