「長期PPIに胃がんリスク」の研究に疑問点 2017年11月13日 06:15 3名の医師が参考になったと回答 〔編集部より〕 Helicobacter pylori(H. pylori)除菌後にプロトンポンプ阻害薬(PPI)を長期使用すると胃がん発症のリスクが上昇したとのという後ろ向き研究の結果が報告された(関連記事)。これまでもPPIの長期投与に関する安全性はたびたび議論の的になっていた(関連記事)が、今回は「胃がん発症リスク」であったため驚きをもって受け止められた。この研究結果をどのように解釈すればいいのか。慶應義塾大学医学教育統轄センター教授の鈴木秀和氏に解説してもらった。