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VTEに対するDOACの安全性は?

【海外短報】

 2017年11月21日 06:40
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イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

 静脈血栓塞栓症(VTE)患者に対する直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)の安全性はワルファリンと同等で、大出血や死亡リスクの増大は認められないと、カナダなどのグループがBMJ2017; 359: j4323)に発表した。

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 ランダム化比較試験でVTEに対するDOACの安全性はワルファリンに非劣性であることが示されているが、一般集団を対象に両薬の安全性を比較した研究は行われていない。

 同グループは、カナダ5州と米国・MarketScanのヘルスケアデータを用いて、VTEに対するDOACの安全性をワルファリンと比較した。対象は、VTEの新規診断から30日以内にDOACまたはワルファリンを処方された成人5万9,525例(DOAC群1万2,489例、ワルファリン群4万7,036例)。

 主要評価項目は、治療開始後90日以内の大出血による入院または救急受診および全死亡とした。転帰の補正ハザード比(HR)算出には、傾向スコアマッチング法と共用異質性モデルを用いた。平均85.2日の追跡で1,967例(3.3%)が大出血を来し、1,029例(1.7%)が死亡した。

 解析の結果、ワルファリン群と比較したDOAC群の大出血のHRは0.92(95%CI 0.82~1.03)、全死亡のHRは0.99(同0.84~1.16)で、いずれも有意差は認められなかった。この結果に治療施設、慢性腎臓病の有無、年齢、性による不均一性は見られなかった。

(編集部)

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