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IBDの免疫抑制薬使用でリンパ腫リスク上昇

【海外短報】

 2017年11月25日 06:01
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イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

 炎症性腸疾患(IBD)患者のチオプリン系薬、腫瘍壊死因子(TNF)阻害薬の使用がリンパ腫のリスク上昇と関係することが、フランスのグループによる研究で明らかになった。JAMA2017; 318: 1679-1686)に発表された。

 IBD患者のチオプリン系薬使用によるリンパ腫のリスク上昇が報告されているが、TNF阻害薬単独またはチオプリン系薬との併用とリンパ腫のリスクとの関係については明らかにされていない。

 同グループは、全仏健康保険データベースに基づくコホート研究を実施し、2009~13年に登録された18歳以上のIBD患者を2015年まで追跡。患者をチオプリン系薬単独群、TNF阻害薬単独群、両薬併用群、いずれの薬剤にも非曝露の対照群に分類し、リンパ腫の発症リスクを比較した。

 登録患者は18万9,289例(年齢中央値43歳)、追跡期間中央値は6.7年で、対照群12万3,069例、チオプリン系薬単独群5万405例、TNF阻害薬単独群3万294例、両薬併用群1万4,229例であった。

 追跡期間中のリンパ腫発症は336例で、内訳は対照群が220例(1,000人・年当たりの発症率0.26)、チオプリン系薬単独群が70例(同0.54)、TNF阻害薬単独群が32例(同0.41)、両薬併用群が14例(同0.95)だった。

 多変量Coxモデルによる対照群に対するリンパ腫発症の補正ハザード比(aHR)はチオプリン系薬単独群が2.60、TNF阻害薬単独群が2.41、両薬併用群が6.11だった(いずれもP<0.001)。リンパ腫のリスクは併用群で最も高く、チオプリン系薬およびTNF阻害薬単独群に対するaHRはそれぞれ2.35、2.53であった(ともにP<0.001)。

(編集部)

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