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NK細胞活性測定で結腸直腸がん検出可能か

【海外短報】

 2017年11月27日 06:45
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イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

 血中のナチュラルキラー(NK)細胞活性の測定が結腸直腸がん(CRC)のリスク評価に役立つ可能性を示す研究結果が、カナダのグループによりGastro­en­ter­ol­o­gy2017; 153: 980-987)に発表された。

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 NK細胞の低活性はがんのリスクと関係し、特にCRC患者ではその関係が報告されてきた。同グループは、大腸内視鏡検査の結果を参照標準として、血中NK細胞活性の測定がCRCのリスク評価に適用できるかどうかを検討した。

 対象は、2014年10月~16年1月に大腸内視鏡によるCRC検診を受けた40歳以上の高リスク被験者872例。検診日の内視鏡検査前に採血を行った。全血をサイトカインで刺激し、NK細胞から分泌されるインターフェロン(IFN)-γを酵素免疫測定法(ELISA)により定量化した。内視鏡検査で採取した組織サンプルにより、疾患のエビデンスなし、腺腫性ポリープ10mm未満、同10mm以上、CRCに分類し、CRC患者と非CRC例のNK細胞活性を比較した。

 病理解析により23例でCRCが確認され、849例は非CRCだった。解析の結果、IFN-γの中央値は非CRC群の298.1pg/mLに対し、CRC群では86.0pg/mLと有意な低値を示した(P=0.0002)。CRC患者を最も正確に同定するカットオフ値は181pg/mLであった。NK細胞活性の測定によるCRC検出の感度は87.0%、特異度は60.8%、陽性的中率は5.7%、陰性的中率は99.4%だった。

 NK細胞活性高値群と比較した低値群のCRC検出オッズ比は10.3(95%CI 3.03~34.9)であった。

(編集部)

  

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