BP製剤とSERMの直接比較の結果が発表
骨粗鬆症におけるランダム化比較試験・JOINT-04
2017年11月28日 06:01
10名の医師が参考になったと回答
骨粗鬆症至適療法研究会(A-TOP研究会)が女性の骨粗鬆症患者約3,200例を対象に実施したJOINT-04研究の成績を、川崎医科大学放射線医学(核医学)教授の曽根照喜氏が第19回日本骨粗鬆症学会(10月20~22日)で報告した(関連記事:「国内初のBP製剤前向き研究で"顎骨壊死なし"」)。同研究は、ビスホスホネート製剤(BP)のミノドロン酸と選択的エストロゲンモジュレーター(SERM)ラロキシフェンで骨粗鬆症治療による骨折の抑制効果などを直接比較する試験。同研究の実施により、有効性と安全性はもとより、2つの薬剤の使い分けのエビデンスを得る狙いがある。