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血管内治療で腹部大動脈瘤破裂の死亡率改善

【海外短報】

 2017年12月14日 17:30
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イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

 破裂性腹部大動脈瘤が疑われる患者に対する血管内治療は開腹手術に比べ3年時点の生存率が優れていることが、ランダム化比較試験で確認された。英国とカナダの共同研究グループがBMJ2017; 359: J4859)に発表した。

 同グループは、2009~16年に英国の29施設とカナダの1施設で、破裂性腹部大動脈瘤が疑われる患者に対する血管内治療と開腹手術の3年間の臨床転帰を検討した。

 対象は破裂性腹部大動脈瘤の臨床診断を受けた613例で、血管内治療群に316例(破裂確認275例)、開腹手術群に297例(同261例)を割り付けた。613例中502例が破裂の緊急修復術を受けた。死亡までの最長追跡期間は7.1年で、3年間の追跡ができなかった患者は各群2例であった。

 検討の結果、90日時点の死亡率は両群で同等であったが、血管内治療群は中間期(3カ月~3年)の死亡が有意に少なく(ハザード比0.57、95%CI 0.36~0.90)、結果的に3年時点の死亡率は低かった(48% vs. 56%)。7年時点の死亡率は両群とも約60%であった。緊急修復術を受けた502例の3年死亡率は、血管内治療群で有意に低かった(42% vs. 54%、オッズ比0.62、95%CI 0.43~0.88)が、7年時点の死亡率に有意差はなかった。

(編集部)

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