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ワルファリン使用でがん罹患率低下

【海外短報】

 2017年12月23日 06:00
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イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

 ワルファリン使用者は非使用者に比べてがんの罹患率が低いことを示す大規模コホート研究の結果が、ノルウェーのグループによりJAMA Intern Med2017; 177: 1774-1780)に発表された。

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 複数のがんモデルで、抗凝固レベルに満たない用量のワルファリンがAXL受容体チロシンキナーゼ依存性の腫瘍形成を抑制し、抗腫瘍免疫応答を高めることが示されている。同グループは、ノルウェーの全国レジストリ、処方データベース、がんレジストリを用いて、ワルファリンの使用とがんとの関係を検討した。

 対象は2006~12年に同国に居住していた、1924~54年生まれの全125万6,725例。このコホートをワルファリン使用群と非使用群、さらに心房細動(AF)または心房粗動(AFL)のためにワルファリンを使用しているサブグループに分類した。ワルファリン使用は6カ月以上の処方を服用および、ワルファリンの初回処方からがんの診断まで最低2年間と定義した。主要評価項目は、7年(2006~12年)の観察期間中に診断された全てのがんとした。

 125万6,725例のうちワルファリン使用群は9万2,942例(7.4%)、非使用群は116万3,783例(92.6%)で、使用群は非使用群に比べて男性が多く、平均年齢が高かった。観察期間中にがんと診断されたのは13万2,687例(10.6%)であった。

 年齢と性を補正後のワルファリン非使用群に対する使用群のがん罹患率比(IRR)はがん全体が0.84、肺がんが0.80、前立腺がんが0.69、乳がんが0.90と有意に低かったが、結腸がんでは0.99とリスクの低下は見られなかった。

 AFまたはAFL患者のサブグループ解析における使用群のIRRはがん全体が0.62、肺がんが0.39、前立腺がんが0.60、乳がんが0.72、結腸がんが0.71といずれも有意なリスク低下が認められた。

(編集部)

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