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MSの脱髄性視神経症にクレマスチンが有効

【海外短報】

 2018年01月03日 06:30
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イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

 多発性硬化症(MS)患者の脱髄性視神経症の治療に、第一世代抗ヒスタミン薬のクレマスチンフマル酸塩(クレマスチン)が有効であることを示唆する試験結果が、米国のグループによりLancet2017; 390: 2481-2489)に発表された。

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 MSは、免疫系を介するミエリンの破壊と進行性の神経軸索損失を特徴とする中枢神経系(CNS)の炎症性変性疾患である。CNSにおけるミエリンの形成にはオリゴデンドロサイト細胞膜の伸長が必須で、クレマスチンがオリゴデンドロサイト前駆細胞の分化を刺激することがin vitro、動物モデル、ヒト細胞で示されている。同グループは、MSに対するクレマスチンの有効性と安全性を検討する単施設でのランダム化クロスオーバー試験を実施した。

 対象は免疫調整療法を受けている慢性脱髄性視神経症を伴う再発MS患者で、診断から15年未満を適格基準とした。登録した50例を2群に分け、一方にはクレマスチン(5.36mg×1日2回経口投与)を90日間投与後にプラセボを60日間投与、もう一方にはプラセボを90日間投与後にクレマスチンを60日間投与した。主要評価項目は、全視野パターン反転刺激によるP100潜時遅延の短縮とした。

 全例が試験を完遂した。クロスオーバー試験として解析した結果、クレマスチン投与によりP100潜時遅延の1.7ミリ秒/眼(95%CI 0.5~2.9ミリ秒/眼、P=0.0048)の短縮が認められ、主要有効性エンドポイントが達成された。クレマスチンの使用は疲労と関連していたが、重篤な有害事象はなかった。

 同グループは「この結果から、ミエリンの修復は長期にわたる損傷後も達成可能であることが示唆された」としている。

(編集部)

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