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心血管危険因子なくても潜在性動脈硬化症

【海外短報】

 2018年01月08日 06:00
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イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

 中年男女を対象にした研究で、心血管危険因子(CVRF)がない人でも高率に潜在性動脈硬化症が認められることが明らかになった。スペインなどのグループがJ Am Coll Cardiol2017; 70: 2979-2991)に発表した。

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 同グループは、スペインで行われた前向きコホート研究(PESA研究)の参加者4,184例のうちCVRFがない1,779例(平均年齢45.0歳、女性50.3%)を対象に、潜在性動脈硬化症(頸動脈・腸骨大腿動脈・腹部大動脈のプラーク、冠動脈石灰化)の予測因子を検討した。

 CVRFフリー群の定義は現在非喫煙、無治療血圧140/90mmHg未満、空腹時血糖(FBG)値126mg/dL未満、総コレステロール(TC)値240mg/dL未満、LDLコレステロール(LDL-C)値160mg/dL未満、HDLコレステロール値40mg/dL以上。CVRFフリー群のうち血圧120/80mmHg未満、FBG値100mg/dL未満、HbA1c値5.7%未満、TC値200mg/dL未満のサブグループ(740例)をCVRF至適群と定義した。

 潜在性動脈硬化症はCVRFフリー群の49.7%に認められた。解析の結果、男性および年齢とともにLDL-C値は動脈硬化症の存在および程度と独立した関係を示し、10mg/dL上昇するごとのオッズ比はCVRFフリー群が1.14、CVRF至適群が1.18(いずれもP<0.01)であった。CVRFフリー群では、HbA1c値も動脈硬化症の存在および程度と関係していた。

(編集部)

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