「がん予備軍」として肥満・糖尿病対策が急務
国立がん研究センター中央病院総合内科科長 大橋 健
2018年01月11日 06:10
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〔編集部から〕糖尿病や肥満とがんの関連に注目が集まる中、世界のがんの6%は糖尿病と肥満が原因であるとする研究がLancet Diabetes Endocrinol(2017年11月28日オンライン版)に発表された(関連記事「世界のがんの6%は糖尿病と肥満が原因」)。この研究の日本にとっての意義について、国立がん研究センター中央病院総合内科科長の大橋健氏に解説してもらった。同氏は、がん専門病院に勤務する糖尿病専門医で、日本糖尿病学会と日本癌学会で組織する「糖尿病と癌に関する委員会」の委員でもある。