妊娠39週目の陣痛誘発で帝王切開率低下
米国母体胎児医学会で研究発表
2018年02月07日 06:05
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米国では妊婦の約3分の1は帝王切開で出産する。帝王切開は、適切な状況下では救命の重要な手段である一方で、感染症、子宮摘出、将来の妊娠における前置胎盤、胎児の呼吸器疾患などの重大なリスクを引き起こす可能性もある。このたび、米国母体胎児医学会(SMFM)の年次会議「The Pregnancy Meeting™」で発表された研究で、健康かつ初産の女性においては妊娠39週目で陣痛を誘発した方が、待機的管理を行うよりも帝王切開率が低下することが明らかになった。(関連記事:「わが国の帝王切開率に地域差」)