がん種別生存率、日本が世界最高なのは?
71カ国3,750万例以上の生存率推移:CONCORD-3研究
2018年02月14日 09:45
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全世界におけるがん患者の生存率の年次推移を観察することを目的に、日本を含む71カ国300以上の施設から約600人の研究者が参画している過去最大規模の国際共同科学計画「CONCORD」。このたび、2000~14年に診断された3,750万症例の生存率に関する調査結果を、最新版「CONCORD-3」として、英・London School of Hygiene and Tropical MedicineのClaudia Allemani氏らがLancet (2018年1月30日オンライン版)で報告した(関連記事:「やはりトップクラス? 日本のがん生存率 」)。日本からは共同研究者として、国立がん研究センターがん対策情報センター室長の松田智大氏が参画しており、日本におけるがん生存率が他国に比べて特に高いまたは低いがん種なども示された(松田氏による解説はこちら)。