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黄色ブドウ球菌菌血症への抗菌薬追加は無益

【海外短報】

 2018年03月19日 06:40
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イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

 黄色ブドウ球菌菌血症患者に対する標準的な抗菌薬治療にリファンピシンを追加しても死亡減少などのベネフィットは得られないと、英国のグループがLancet2018; 391: 668-678)に発表した。

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 黄色ブドウ球菌は、重症の市中感染症や院内感染症の原因としてよく知られる。同グループは、リファンピシンの追加により治療の失敗や菌血症の再燃、死亡が減少するか否かを検討する多施設共同ランダム化比較試験を実施した。

 英国の29施設で、抗菌薬治療開始から96時間以内の18歳以上の黄色ブドウ球菌菌血症患者を登録。標準的な抗菌薬治療にリファンピシンを2週間追加投与する群(体重によって600mg/日または900mg/日の経口あるいは静注投与)、プラセボを投与する群に1:1で割り付けた。主要評価項目は、ランダム化後12週時点の細菌学的に確認された治療失敗、菌血症の再燃、全死亡とした。

 登録症例は758例(リファンピシン追加群370例、プラセボ群388例)。485例(64%)が市中感染症患者、132例(17%)が院内感染症患者であった。47例(6%)はメチシリン耐性感染症、301例(40%)は初回の深部感染巣だった。標準的抗菌薬の平均投与期間は29日(四分位範囲18~45日)で、619例(82%)がflucloxacillinの投与を受けていた。

 解析の結果、12週時点の治療失敗または菌血症再燃、全死亡の発生はリファンピシン追加群62例(17%)、プラセボ群71例(18%)で有意差は認められなかった(絶対リスク差-1.4%、95%CI -7.0%~4.3%、ハザード比0.96、P=0.81)。

(編集部)

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