再生医療学会、研究・産業化の推進で声明
2018年03月22日 16:11
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日本再生医療学会は、第17回総会(3月21~23日)の開催に合わせて「健全な再生医療の社会実装の推進に向けたオールジャパンでの取り組み」と題した声明を発表した。同学会はこれまで、再生医療に関する臨床研究から製造販売承認後までの一貫したプラットホーム構築を目指し、全国規模のデータベースNational Regenerative Medicine Databaseの構築、教育制度の整備など具体的な成果を上げてきた。その一方で、昨年(2017年)には違法な再生医療の実施が明るみに出て提供者利益を優先した再生医療の存在が判明。こうしたことから、エビデンスに基づき患者の立場に立って健全に再生医療を発展させる決意を表明するとしている。