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オピオイドは侵襲性肺炎球菌感染症リスク

【海外短報】

 2018年04月12日 16:35
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イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

 オピオイド系鎮痛薬の使用は侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)の危険因子であると、米国のグループがAnn Intern Med2018; 168: 396-404)に発表した。

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 一部のオピオイド系鎮痛薬には免疫抑制作用があり、動物実験で感染症のリスクを高めることが示されているが、ヒトの感染症リスクに対する同薬の臨床的影響は明らかでない。

 同グループは、1995~2014年のメディケアとActive Bacterial Core surveillanceシステムのデータベースにリンクさせたテネシー州のメディケイドデータベースを用いたコホート内症例対照研究で、処方薬としてのオピオイド系鎮痛薬の使用がIPDの独立した危険因子であるかどうかを検討した。

 対象は、5歳以上のIPD患者1,233例と診断日、年齢、居住郡をマッチさせた対照2万4,399例。オピオイド系鎮痛薬の使用は薬局の処方箋を基に調べ、IPDは正常な無菌部位からの肺炎球菌の分離と定義。既知のIPD危険因子を考慮し、IPD群と対照群の現在における同薬使用の確率を比較した。

 解析の結果、IPD群は対照群に比べて現在のオピオイド系鎮痛薬使用の確率が有意に高く、補正オッズ比(aOR)は1.62(95%CI 1.36~1.92)であった。この関係は、特に長時間作用性(aOR 1.87、95%CI 1.24~2.82)および高力価(同1.72、1.32~2.25)の薬剤で強かった。また、高用量の使用がIPDリスクの上昇と関係し、aORはモルヒネ換算で50~90mg/日の使用が1.71(95%CI 1.22~2.39)、90mg以上/日の使用が1.75(同1.33~2.29)であった。

(編集部)

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