高齢者の昼寝時間と認知症リスク
大規模前向き研究で明らかに
2018年06月18日 17:00
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高齢者では昼寝の習慣は一般的だが、昼寝は夜間睡眠に悪影響を及ぼすことや健康アウトカムが反比例する可能性が指摘されている。米・University of California, San FranciscoのYue Leng氏らは、これまでに高齢者における昼寝習慣が心血管疾患、炎症反応、肥満、糖尿病、さらには死亡率と関係することを報告してきた。今回、新たに高齢男性の昼寝時間と認知症リスクとの関連が大規模前向き研究MrOS(Osteoporotic Fractures in Men Study)により明らかにされたと、第32回米国睡眠学会(SLEEP 2018、6月2~6日、ボルティモア)で発表した。