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DAAで短期の肝細胞がんリスク増大認められず

【海外短報】

 2018年06月25日 06:00
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イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

 直接作用型抗ウイルス薬(DAA)によるC型肝炎ウイルス(HCV)感染治療後に短期的な肝細胞がん(HCC)リスクの増大は観察されなかったと、米国のグループがHepatology2018; 67: 2244-2253)に発表した。(関連記事「DAAでSVR達成後も高い肝細胞がんリスク」)

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 最近の研究で、DAA治療を受けたHCV感染患者でHCCの発症が多いと報告されている。しかし、これらの研究は対象集団や方法論が異なるため、明確な結論は下せない。同グループは、インターフェロン(IFN)ベースのレジメンに比べて、DAAによる治療が高率のHCC発症と関係しているか否かを検討した。

 同国のElectronically Retrieved Cohort of HCV Infected Veteransデータベースを用いて、HCV感染患者1万7,836例を抽出した。ウイルス学的著効(SVR)達成率はDAA群が96.2%、IFN群が66.6%であった。治療が行われた患者では、DAA群とIFN群のHCC発症リスクに有意差は認められなかった(ハザード比1.07、95%CI 0.55~2.08)。

 SVRを達成した肝硬変患者では、DAA群とIFN群のHCC発症率に有意差はなかった(21.2例 vs. 22.8例/1,000人・年、P=0.78、Log-rank P=0.17)。一方、無治療の肝硬変患者はDAA群およびIFN群に比べてHCCの発症率が有意に高かった(45.3例/ 1,000人・年、P=0.03)。

(編集部)

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