妊娠中の母親ではスギ花粉、ダニ感作が多い
環境省が実施した全国調査の結果を分析
2018年07月25日 06:10
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小児のアレルギー疾患を評価するには、その両親のアレルギー既往を調査することが重要である。国立成育医療研究センター・アレルギーセンターの山本貴和子氏は、自身が調査を担当した環境省の「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」の結果を第67回日本アレルギー学会(6月22~24日)で報告した。妊娠中の母親では、スギ花粉やダニの特異的免疫グロブリン(Ig)E抗体価が他のアレルゲンより高いなどといった特徴が示されたという。