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Ⅲ期肺がん維持療法に抗PD-L1抗体が導入

デュルバルマブの臨床上の価値と役割を解説

2018年07月27日 06:05

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 免疫チェックポイント阻害薬である抗PD-L1抗体デュルバルマブ(商品名イミフィンジ)が今月(2018年7月)2日、「切除不能な局所進行の非小細胞肺がん(NSCLC)における根治的化学放射線療法後の維持療法」を効果・効能として承認された。NSCLC治療においては、Ⅳ期の患者に対する画期的な新薬が相次いで登場していたが、Ⅲ期の患者では約20年間標準治療に進展がなかった。今回のデュルバルマブは、Ⅲ期の患者を適応とした承認となる。7月23日に東京都で開かれた記者発表会(主催=アストラゼネカ)では、近畿大学内科学腫瘍内科部門教授の中川和彦氏が「デュルバルマブ承認により、肺がん治療は極めて重要な転換期を迎えた」と述べ、臨床に与えるインパクトなどについて解説した。

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