小児ADHD、国内初の処方実態調査

処方率低い日本

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 近年、成人患者の存在も知られるようになってきた注意欠陥多動性障害(ADHD)だが(関連記事:「小児ADHD薬、成人で追加申請」「紛れやすい成人期ADHDの捉え方」)、これまでは長年にわたり小児の神経・精神学領域で注目を集めてきた。東京都医学総合研究所精神行動医学研究分野心の健康プロジェクト主席研究員の奥村泰之氏らは、国内で初めて児童・思春期ADHDに対する治療薬の処方率を調べ、結果をEpidemiol Psychiatr Sci(2018年5月28日オンライン版)に発表した。「米国などの諸外国と比べて処方率が低かった。処方制限があるためではないか」と述べている。

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