入院中の喫煙CHD患者にニコチンパッチ?!
禁煙促進に一役
2018年09月18日 06:00
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ニコチン置換療法(NRT)は喫煙への欲求およびいらいら、不安、集中力の低下、うつなどの禁煙に伴う離脱症状の軽減に有効である。しかしニコチンは心拍数を増加させ、血圧を上昇させる。そのため、NRTは心筋梗塞(MI)のリスクを高めることが懸念され、医学的状態が安定した外来患者に使用されることがほとんどである。米・Baystate Medical CenterのQuinn Pack氏らは、NRTは冠動脈性心疾患(CHD)で入院した喫煙者に使用しても安全だとJ Am Heart Assoc(2018; 7: e009424)に報告した。