認知症の新バイオマーカー発見か
久山町研究の約1,300人を解析
2019年01月09日 06:05
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認知症と診断される人の数は、全世界で急増している。九州大学大学院衛生・公衆衛生学教授の二宮利治氏、国立病院機構京都医療センター内分泌代謝高血圧研究部長の浅原哲子氏らの共同研究グループは、日本を代表する大規模疫学研究である久山町研究の追跡調査データを解析。その結果、血清soluble triggering receptor expressed on myeloid cells(sTREM)2値の上昇が認知症の発症と密接に関連することが示されたと、Ann Neurol(2018年11月28日オンライン版)に発表した。