COPD診断基準「1秒率70%未満」は妥当か
米2万4,000例超のプール解析で検証
2019年07月08日 05:15
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© National Heart, Lung, and Blood Institute
米国や日本の慢性閉塞性肺疾患(COPD)診断ガイドラインでは、努力肺活量(FVC)に対する1秒量(FEV1)の比率である1秒率(FEV1/FVC)0.70(70%)未満であることがCOPDの診断基準値とされている。このほど、米・University of Alabama at BirminghamのSurya P. Bhatt氏らは、このカットオフ値の妥当性を米国住民2万4,000例超を対象としたプール解析で検証した結果、FEV1/FVC 0.70の妥当性が確認されたとJAMA(2019; 321: 2438-2447)に発表した。