フレイル+胃・食道がんに低用量化学療法
PFSは標準用量と同等、患者報告アウトカムも良好
2019年07月22日 05:00
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進行胃・食道がんで、高齢、フレイル、またはその両方に該当する患者を対象に、薬物療法の至適用量を検討した世界最大規模の第Ⅲ相ランダム化比較試験GO2。標準用量から減量した最低用量投与群は、無増悪生存期間(PFS)において標準用量投与群に非劣性を示し、全生存期間(OS)は同等で毒性は少なく、評価ツールの総合治療効用(Overall Treatment Utility;OTU)も良好であるとの結果が示された。英・University of EdinburghのPeter S. Hall氏が米国臨床腫瘍学会(ASCO 2019、5月31~6月4日、シカゴ)で発表した。