致死率3割のウイルス感染、治療研究進む
重症熱性血小板減少症候群
2019年09月10日 05:00
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日本におけるダニ媒介のウイルス感染症は、ダニ媒介性脳炎(1993年に国内で初報告)や重症熱性血小板減少症候群(SFTS)である。国立感染症研究所ウイルス第一部部長の西條政幸氏は、SFTSの現状と治療薬開発の可能性について、第30回日本医学会総会2019中部(4月27〜29日)で解説。「現在、抗ウイルス薬とワクチンの開発が進められている」と述べた。〔読み解くためのキーワード:重症熱性血小板減少症候群(SFTS)〕