リンパ球数、CRP、フェリチンが重症化因子
COVID-19国内入院28症例の検討
2020年04月04日 05:00
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新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染症、COVID-19感染爆発の懸念が日本でも現実味を帯びてきた。臨床の場で大きな問題となるのは、多くのPCR陽性例が無症状で推移する半面、突然悪化する例が少なくない点だろう。どのような例が悪化しやすいのかの見きわめが、喫緊のテーマとなっている。この点から、埼玉県立循環器・呼吸器病センターの倉島一喜氏らは、入院28症例を対象に重症化の危険因子を検討。リンパ球数、CRP、フェリチンが重症化に関わることを報告した。日本感染症学会の公式サイトから紹介する。