精神疾患合併妊婦の受け入れ進まず
妊産婦メンタルヘルスケアに関する産婦人科医会調査
2020年07月13日 05:00
15名の医師が参考になったと回答
メンタルヘルスケアを要す妊産婦が増加傾向にある。全国の分娩取り扱い施設において対応が進みつつあるものの、産後に比べて妊娠中のケアが十分でなかったり、精神疾患合併妊婦の受け入れ施設数の伸び悩みといった課題がある。日本産婦人科医会幹事の星真一氏は第143回同医会記者懇談会(7月8日ウェブ開催)で、全国の分娩取り扱い施設を対象に行った妊産婦のメンタルヘルスに関するアンケート結果を報告した。