NSCLCでKRAS阻害の有用性示す
第Ⅰ/Ⅱ相試験で安全性と有効性を確認
2020年10月06日 19:35
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CodeBreaK 100は、KRAS G12C変異陽性の進行固形腫瘍を対象にKRAS G12C阻害薬AMG 510(sotorasib)の安全性と最大耐用量(MTD)を検討することを目的とした非盲検第Ⅰ/Ⅱ相試験で、非小細胞肺がん(NSCLC)のサブグループにおいて客観的奏効率(ORR)は32.2%、無増悪生存期間(PFS)中央値は6.3カ月であった。米・University of Texas MD Anderson Cancer CenterのDavid S. Hong氏が欧州臨床腫瘍学会(ESMO Virtual Congress 2020、9月16~21日、ウェブ開催)で報告した。なお同試験の進行固形がん全例においての成績がN Engl J Med(2020; 383: 1207-1217)に同時掲載された。