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早期外科治療が下腿潰瘍の転帰を改善

静脈内アブレーション、早期介入vs. 待機的介入

2020年10月12日 05:00

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イメージ画像 © Adobe Stock ※画像はイメージです

 静脈性下腿潰瘍に対して行われる主な治療は圧迫包帯、弾性ストッキングなどの装着で、早期の外科治療は英国の現行ガイドライン(GL)では推奨されていない。英・Cambridge University Hospitals NHS Foundation TrustのManjit S. Gohel氏らは、静脈性下腿潰瘍450例を5年にわたり追跡した結果、早期静脈内アブレーションを行う早期介入群は待機的介入群と比べて再発リスクが低く、費用面でも便益が得られることを明らかにした。同氏らは、早期アブレーションによって英国保健サービス(NHS)の支出を年間約1億ポンド(約140億円)削減できることを示唆し、GLの見直しを呼びかけている。詳細はJAMA Surgery (2020年9月23日オンライン版)に掲載された。

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