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Oncology Tribune

国がん、がん患者約2万人の患者体験調査の結果を公表

2020年10月14日 16:34

4名の医師が参考になったと回答 

 国立がん研究センターがん対策情報センターでは、厚生労働省からの委託を受け、がん患者の診療体験、療養生活の実態を把握するための全国調査を実施し、その調査結果をこのほど公表した。

 今回、参加施設総数は166施設で、総計2万488人に対して調査票を発送。回収数8,935人(回収率43.6%)うち7,080人が解析・報告の対象となった。その結果、これまで受けた治療に納得しているは77.3%、専門的な医療を受けられたと思うは78.7%、 医療の質を総合的に評価する問いに対し、評価結果は7.9点(0から10点評価)、治療開始前にセカンドオピニオンについて担当医から話があった人は34.9%、40歳未満の男女において、治療開始前に妊孕性への影響に関して医師から説明があったは52.0%、がん診断時に収入のある仕事をしていた人のうち、治療開始前に就労の継続について医療スタッフから話があったは39.5%、がん患者の家族の悩みや負担を相談できる支援・サービス・場所が十分あると思うは47.7%、若年がん患者(本調査では19から39歳に設定)において、経済面、就労、医療者との関係構築や対話などの点から、困難な状況に置かれていることが推察された。

 この調査は2014年度に行われたものに引き続き2回目であり、詳細は同センターの公式サイト上で公開されている。

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