どう使う?鼻腔検体でのコロナ検査が可能に
厚労省がCOVID-19検査の指針を公開
2020年10月15日 14:18
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厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策推進本部は「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病原体検査の指針(第1版)」を作成し、10月2日に公表した。指針では、鼻咽頭ぬぐい液や唾液に加えて、鼻腔拭い液をポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査や抗原定量検査、抗原定性検査の検体として用いることを認め、検査を選択する際の考え方を示した。鼻腔拭い液を使用する検査は、被検者自身が検体を採取でき、短時間で判定結果が分かるという実用性と医療者の感染予防などの点から有用な検査として期待されている。(関連記事「鼻腔検体を用いた新型コロナ検査薬が発売」)