肺癌学会、オシメルチニブ術後療法の早期審査を要望
2020年11月26日 12:18
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日本肺癌学会は11月26日、上皮成長因子受容体チロシンキナーゼ阻害薬(EGFR-TKI)オシメルチニブをEGFR変異陽性の早期非扁平上皮非小細胞肺がん(NSCLC)に対する術後補助療法として臨床使用できるよう、早期審査の要望書を日本肺がん患者連絡会と連名で厚生労働省に提出したと発表した。
今回の要望書はEGFR変異陽性NSCLC患者においてオシメルチニブの術後療法により無病生存期間(DFS)の大幅な改善が認められた第Ⅲ相試験ADAURA(関連記事「肺がん術後オシメルチニブ、DFSを大幅改善」)の結果に基づくものであるという。