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Oncology Tribune

ラムシルマブ+EGFR-TKIがEGFR陽性NSCLCの一次治療で承認

2020年11月30日 15:00

2名の医師が参考になったと回答 

 日本イーライリリーは11月27日、切除不能な進行・再発非小細胞肺がん(NSCLC)に対する抗血管内皮増殖因子受容体(VEGFR)-2抗体ラムシルマブ(商品名サイラムザ)の用法および用量の追加、およびすべての適応に対する投与時間の短縮が承認されたことを発表した。

 今回の用法および用量の追加の承認については、上皮成長因子受容体(EGFR)エクソン19欠失(Del19)またはエクソン 21(L858R)点突然変異が認められる未治療の進行NSCLC患者を対象にラムシルマブ+EGFRチロシンキナーゼ阻害薬(EGFR-TKI)エルロチニブ併用療法およびラムシルマブ+ゲフィチニブ併用療法の有効性と安全性を検討した第Ⅰb/Ⅲ相ランダム化比較試験RELAYの結果に基づく(関連記事「EGFR変異陽性肺がんの一次治療に新たな選択肢」)。

 また投与時間短縮の承認については、ラムシルマブにおける既承認のがん種等を対象に実施された国内外の臨床試験で得られた同薬の薬物動態および母集団薬物動態モデルを用いたモデリングおよびシミュレーションに基づいているという。

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