メニューを開く 検索

トップ »  医療ニュース »  2020年 »  学会レポート »  百日咳定期接種の予防効果、学童期には消失

百日咳定期接種の予防効果、学童期には消失

2020年12月25日 18:44

25名の医師が参考になったと回答 

 日本における百日咳ワクチンは、生後3、4、5カ月に初回接種として3回、生後18〜23カ月に追加接種として1回の計4回の定期接種が行われている。一方、百日咳サーベイランスによると6〜12歳の発症者が多く見られる。大阪市立大学大学院公衆衛生学准教授の大藤さとこ氏は、現行の百日咳ワクチン定期接種プログラムの有効性を評価するため、国内15施設と共同して症例対照研究を実施。学童期の小児ではワクチンによる予防効果は消失しており、このことが学童期の百日咳増加に関与していると第24回日本ワクチン学会(12月19〜20日、ウェブ開催)で報告した。なお、詳細はVaccine 2021; 39: 11-17に掲載されている。

…続きを読むにはログイン

無料でいますぐ会員登録を行う

【医師限定】

初回登録で500円分のポイントをもれなく進呈!

(4月末迄/過去ご登録のある方を除く)

  • ・ ご利用無料、14.5万人の医師が利用
  • ・ 医学・医療の最新ニュースを毎日お届け
  • ・ ギフト券に交換可能なポイントプログラム
  • ・ 独自の特集・連載、学会レポートなど充実のコンテンツ

ワンクリックアンケート

円安水準を更新。円安で何を思う?

トップ »  医療ニュース »  2020年 »  学会レポート »  百日咳定期接種の予防効果、学童期には消失