男性の4価HPVワクチン接種を婦人科腫瘍学会が推奨
2021年01月04日 16:44
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日本婦人科腫瘍学会は12月29日、昨年(2020年)12月25日にヒトパピローマウイルス(HPV)6、11、16、18型の感染に起因する肛門がん(扁平上皮がん)とその前駆病変〔肛門上皮内腫瘍(AIN)1、2、3〕、尖圭コンジローマの予防に関する4価HPVワクチン(商品名ガーダシル)の適応拡大および9歳以上の男性への接種対象拡大を受け、接種希望男性(有効性を示した第Ⅲ相試験では26歳までが対象年齢)には接種を推奨するよう公式サイト上で告知した(関連記事「4価HPVワクチン、男性への接種対象拡大と肛門がん予防適応の追加を取得」)。