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Oncology Tribune

PD-L1強発現NSCLC、ペム+イピで予後改善せず

TPS 50%以上の一次治療:第Ⅲ相KEYNOTE-598中間解析

2021年02月04日 17:20

7名の医師が参考になったと回答 

 ドライバー遺伝子変異陰性でPD-L1の発現(Tumor Proportion Score;TPS)が50%以上の非小細胞肺がん(NSCLC)の一次治療では、KEYNOTE-024/042試験の結果に基づき、抗PD-1抗体ペムブロリズマブによる単剤療法が多くの国で標準治療となっている。抗CTLA-4抗体イピリムマブは抗PD-1抗体と作用機序が異なることから、両薬の併用効果が期待されているものの、抗PD-1抗体単剤と抗PD-1抗体+抗CTLA-4抗体併用を直接比較したデータは少ない。オーストラリア・Chris O'Brien LifehouseのMichael Boyer氏は世界肺癌学会(WCLC 2020、2021年1月28~31日、ウェブ開催)で、PD-L1強発現(TPSが50%以上)のNSCLC患者の一次治療としてペムブロリズマブ+イピリムマブの併用効果を検証したKEYNOTE-598試験の初の中間解析結果を発表。併用による有効性は認められず、事前に規定されていた中止基準を満たしたため早期中止になったと報告した(関連記事「未治療PD-L1陽性NSCLCへのペムブロリズマブ+イピリムマブの第Ⅲ相が中止に」)。

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