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中外製薬がコロナ経口新薬を導入

第Ⅱ相試験が進行中

2021年02月22日 12:01

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 中外製薬は2月19日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する直接作用型抗ウイルス剤AT-527(経口)について、日本における開発および販売に関するライセンス契約をロシュ社と締結したことを発表した。

 AT-527は、ヒトフラビウイルスやコロナウイルスを含む一本鎖RNAのゲノムを有する複数のエンベロープウイルスに対し、in vitroおよびin vivoで抗ウイルス活性を示すプリンヌクレオチドの経口プロドラッグである。RNAウイルスの複製に必要なウイルスRNA依存性RNAポリメラーゼを特異的に阻害するように設計されている。米・アテア社により創製され、COVID-19に対する経口治療薬としての可能性が検討されている。

 現在、入院を要する中等症COVID-19患者に対する第Ⅱ相試験ならびに入院をしていない軽症~中等症COVID-19患者に対する第Ⅱ相試験が進行中。2021年上半期までに第Ⅲ相試験開始を見込んでおり、同剤の有効性、安全性を評価する予定である。

 AT-527の抗ウイルス活性および安全性については、C型肝炎患者を対象にした第Ⅱ試験およびSARS-CoV-2を対象としたin vitroの非臨床試験で確認されている。

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