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コロナ軽症~中等症の入院・死亡リスクが87%低減:bamlanivimab・etesevimab併用

プラセボ対照第Ⅲ相BLAZE-1

 2021年03月22日 13:35
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 イーライリリー・アンド・カンパニー(以下リリー)は3月19日までに、二重盲検プラセボ対照第Ⅲ相ランダム化比較試験BLAZE-1において、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する中和抗体bamlanivimab(LY-CoV555、700mg)とetesevimab(LY-CoV016、1,400mg)の併用療法がCOVID-19軽症~中等症例の入院及び死亡を有意に減少させたと発表した。

 同試験では、12歳以上の軽症~中等症769例(併用療法群511例、プラセボ投与群258例)を対象に併用療法の有効性と安全性を検討。その結果、併用療法群で87%の入院および死亡リスクの有意(P<0.0001)な低減が示された。死亡例はプラセボ群で4例、併用療法群では認められなかった。

 これらの結果は同試験の他のデータセットで認められた結果と一貫性があった。同試験の以前の第Ⅲ相コホ ートでは、bamlanivimab 2,800mgとetesevimab 2,800mgの併用療法により入院及び死亡のリスクが70%低下し、第Ⅱ相コホートではbamlanivimab単剤療法により入院及び救急外来受診のリスクが約70%低下した。ウイルス量の減少も、本試験の以前の第Ⅲ相コホートで観察されたものと一貫性があったという(関連記事「コロナ入院・死亡リスクが中和抗体併用で70%減」)。

 リリーの最高科学責任者であるDaniel Skovronsky氏は「COVID-19の新たな変異株が出現する中、この試験の複数コホートで数カ月間にわたって一貫した結果が得られたことは、併用療法が多様な変異株、特に米国で流行している変異株に対しても効果を維持していることを示すものである」と述べている。

 米国およびEUでは、パンデミック下における特別/緊急措置として、bamlanivimab単剤療法およびbamlanivimabとetesevimabの併用療法が認められている。また、bamlanivimab単剤療法はカナダ、パナマ、クウェート、アラブ首長国連邦、イスラエル、ルワンダ、モロッコの他、多くの国において緊急使用許可が得られている。

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