緊急事態・まん延防止、迅速に コロナ対策で国へ提言―全国知事会〔時事メディカル〕
2021年05月10日 15:04
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全国知事会(会長・飯泉嘉門徳島県知事)は10日、テレビ会議を開き、新型コロナウイルス対策で国への提言をまとめた。緊急事態宣言や「まん延防止等重点措置」について、知事の要請により、感染状況に即応して迅速に発動可能とする運用を求めた。
全国的に感染拡大が続き、重点措置の適用を国に求めたり、検討したりする県が相次いでいる。提言では、感染を早期に抑え込むため、知事の要請を受けて宣言や重点措置を速やかに適用し、実効性を向上させるよう国に促した。
また、高齢者向けのワクチンに関しては、都道府県が実施する大規模接種に必要な医療人材を確保するため、関係省庁の縦割り打破を要望。所管省庁が異なる国立病院機構や大学病院、企業が設けた病院などに対し、協力を働き掛けるよう求めた。
(2021年5月10日 時事メディカル)