術前ペムブロ+化学療法で高リスク早期TNBCのEFSを有意に改善:KEYNOTE-522
2021年05月14日 11:42
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米・Merckは5月13日、トリプルネガティブ乳がん(TNBC)を対象とした第Ⅲ相試験KEYNOTE-522において、術前化学療法における抗PD-1抗体ペムブロリズマブの上乗せにより共主要評価項目の無イベント生存(EFS)を有意に改善したことを発表した。TNBCに対する術前/術後補助療法において、免疫チェックポイント阻害薬によるEFSの有意な改善は初めてだという。
KEYNOTE-522試験は高リスクの早期TNBCを対象に術前化学療法におけるペムブロリズマブの上乗せ効果を検討。もう1つの主要評価項目である病理学的完全奏効(pCR)の有意な改善は既に示されている(関連記事「米・高リスク早期TNBCへの術前ペムブロ+化学療法を非承認」)。