メニューを開く 検索

トップ »  医療ニュース »  2021年 »  耳鼻咽喉 »  知っておきたいめまいの新概念

知っておきたいめまいの新概念

持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)

2021年05月28日 17:50

120名の医師が参考になったと回答 

 2017年、めまい疾患の国際学会Bárány Societyは、新たなめまいの定義として持続性知覚性姿勢誘発めまい(Persistent Postural-Perceptual Dizziness;PPPD)を提唱した。3カ月以上続く浮遊感、不安定感、非回転性めまいを主訴とし、立位や能動的あるいは受動的な体動、動く物体や複雑な視覚パターンを見たときに症状が増悪する。他の器質的前庭疾患や精神疾患を合併するケースもあるが、それらでは症状が説明できない点が特徴だ。欧米ではPPPDがめまい疾患の約20%を占めると報告されており、日本では「めまい症」に分類される。PPPDの定義や疾患概念について、東海大学耳鼻咽喉科准教授の五島史行氏は第122回耳鼻咽喉科学会(5月12~15日、ウェブ併催)で解説した。

…続きを読むにはログイン

無料でいますぐ会員登録を行う

【医師限定】

初回登録で500円分のポイントをもれなく進呈!

(4月末迄/過去ご登録のある方を除く)

  • ・ ご利用無料、14.5万人の医師が利用
  • ・ 医学・医療の最新ニュースを毎日お届け
  • ・ ギフト券に交換可能なポイントプログラム
  • ・ 独自の特集・連載、学会レポートなど充実のコンテンツ

ワンクリックアンケート

大阪万博まであと1年

トップ »  医療ニュース »  2021年 »  耳鼻咽喉 »  知っておきたいめまいの新概念